【看護師が語る】国試問題で○○は勉強しておかないと落ちる【必修問題】

国家試験の勉強は進んでいるでしょうか?

ある程度勉強しているけど、落ちたらどうしようと思っている方もいると思います。

実は、必修問題の中に毎年、約10点分出る分野があり、この部分が取れないと落ちます。

この記事では

10点分出る分野は何なのか、落ちないために覚えておきたい知識は何なのか解説します

スポンサーリンク

国試までに法律と統計の問題は100%抑えておく

最初に結論を書きます。

国家試験の必修問題で、法律・統計分野から10点分でます

具体例を見てみましょう。

108回看護師国家試験 午前問題4
  介護保険制度における保険者はどれか?
   1、市町村及び特別区 2、都道府県 3、保健所 4、国

答え、1(正解率98.7%)

このように、必修問題で法律・統計分野の知識問題がでます。


しかも、暗記なので覚えていないと1発アウトです。

ちなみに、国家試験に合格するための点数についてはこちらの記事に情報全部書いてます。

勉強の仕方は?

私は繰り返し問題を解いて覚えていましたが、色々方法があると思います。

  • とにかく問題を解きながら覚える
  • 暗記ポイントをまとめたノートをつくる
  • 暗記カードをつくる
    などなど

詳しい記事はこちら

今、勉強してしまいましょう

知識が求められる、統計・法律分野のよく出る問題をリスト化しておきます。私の独断で選んでいる部分もあるのでご注意ください。

直前に黄色マーカーの部分が言えれば、頻出問題は大丈夫だと思います。

この記事の一番最後に穴埋めで学習ができるPDFを付けておきますので、使って勉強してみてください。(無料で公開します。個人で使うなら自由です。2次利用は禁止です。)

※PDFはでき次第アップします

法律分野

医療保険に関して
  1. 日本の医療保険は国民全員が加入している(国民皆保険制度である)
  2. 国民健康保険は医療保険であり、保険者は都道府県、市町村、国民健康保険組合である
  3. 国民健康保険の小学校入学時から70歳未満の者の自己負担割合は3割
介護保険に関して
  1. 介護保険制度の保険者は市町村及び特別区
  2. 介護保険の被保険者は、①65歳以上の者と②40~64歳の医療保険加入者である
  3. 介護保険サービスは介護給付と予防給付があり、原則1割負担
介護認定に関して
  1. 要介護認定の申請先は市町村
  2. 認定は市町村に申請し、介護認定審査会が認定する
  3. ケアマネジャーはケアプラン介護サービス計画)を作成する
  4. 介護老人保健施設は看護及び医学的な管理のもとで必要な医療や日常生活上の世話を行う。(根拠法は介護保険法である)
  5. 地域支援事業の拠点は地域包括支援センターである、設置は市町村が行う
地域保健について+その他
  1. 地域の健康相談、保健指導、健康診査などを行うのは市町村保健センターである
  2. 環境衛生、疾病予防を担うのは、保健所である
  3. 地域の医療従事者の技量等の向上ができる病院は地域医療支援病院である
  4. 20床以上が病院、19床以下を診療所と医療法によって定められている
  5. 産前産後の休業は労働基準法で定められている
  6. 産前産後の基準は産前6週、産後8
  7. 保健師助産師看護師法で規定されている看護師の義務は、守秘義務である
看護師に関連する法律について
  1. 看護師ができないのは、診断書や処方箋の交付である
  2. 看護師の欠格基準は大麻、アヘン、麻薬の中毒者である
  3. 一般病床の看護職員の配置基準は入院患者3人に対して看護師職員1人である
  4. 看護師は業務従事届を2年に1度届け出る必要がある
薬剤について
  1. 毒薬の表示は地に枠付きの字で毒と記載してある
  2. 劇薬の表示は地に枠付きの字で劇と記載してある
  3. 医薬品の用法、容量、副作用などが記載してあるのは、添付文書である
  4. 鍵をかけた設備の中にしまわなければならない薬品は、麻薬
  5. 使用後の麻薬のアンプル、未使用または残った麻薬は麻薬管理者へ返却する義務がある

統計分野(特に断りがない場合は令和元年、2019年のデータ)

  1. 日本の総人口は約1億3千万人である
  2. 老年人口は65歳以上の人口で、全人口に占める割合は約28%である
  3. 核家族とは、夫婦のみの世帯夫婦(または片親)と未婚の子供のみで構成される世帯
  4. 全家族に対する、核家族の割合は約60%で、単独世帯は約29
  5. 1世帯あたりの平均構成人数は2.39
  6. 合計特殊出生率は1.36
  7. 死因の順位は多い順から、悪性新生物、心疾患、老衰
  8. 0~4歳の子供の死因で最も多いのは先天性奇形、変形及び染色体異常
  9. 5~14歳の子供の死因で一番多いのは悪性新生物
  10. 平均寿命とは、0歳の平均余命のことで、男性の平均寿命は81歳、女性は87
  11. 有訴者率は1000人に対して300、自覚症状で多いのは腰痛
  12. 通院者の傷病で一番多いのは男女とも高血圧症
  13. 男性の肥満者で最も多い年代は30歳代で全人口に占める割合は約37
  14. 成人女性におけるやせの割合が多い年代は20歳代(2018年)
  15. 2016年のデータで糖尿病が強く疑われるのは1000万人
  16. 2018年のデータで運動習慣がある人が一番多いのは70歳以上の者
  17. 同じく2018年のデータで男性の喫煙者は約29

これらを穴埋めにしたPDFファイルはこちら→リンクまだです。

最後に

めげずに頑張って、合格してください

私がおすすめする教材について書いた記事はこちら

参考になるサイトはこちら:プチナースのテキスト紹介ページ

プチナース看護師国試過去問解説集2023| プチナースWEB
過去10回(102〜110回)を中心に問題を厳選。最新試験(111回)と合わせて約2000問を収載。必修・一般・状況設定問題から出題し、解説は「解法のポイント」と「各選択肢の解説」で構成しています。要点を絞りつつ、「類似問題」「いっしょに覚える」など国試合格に必要な知識が盛りだくさん。

この記事の内容は以上です。

コメント

タイトルとURLをコピーしました