
- ネットで看護師の求人を探しても転職サイトのことしか出てこない…
- 地元に引っ越すから友達の紹介で転職しようかな
- 転職サイトは悪い口コミが目立つから使いたくない
転職先を見つける手段はたくさんあります。いろいろな方法を使って求人を探すことがベターです。
しかし、注意点として、“転職サイトを使うことで見つけやすくなる求人もありますが、逆に転職サイトには載っていない求人がある”ということは頭に入れておかなくてはいけません。そこでこの記事では、
- 転職サイトに載っていない求人を探すにはどうしたらいいのか
- 条件に合う求人がないときはどうしたらいいのか
- 転職サイトを使ったほうが良いパターンはどんなものか
について解説します。この記事を最後まで読むことで、幅広く求人を探す知識が付きます。それを学ぶことで、皆様の良い転職につながればいいなと思っています。ぜひ最後まで読んでいってください。
結論:ネット検索、リーフレット、友達のコネを使う

最初に結論を書きます。
- 転職サイトを使わない手段は、①自分でネット検索する、②タウンワークやハローワークで探す、③友人や先輩の紹介を受ける、の3つ
- 条件に合う求人がないときの作戦は、①求人が増える時期まで待つ、②看護師以外の就職先を探す、③転職サイトを使う、の3つ
詳しく解説していきます。
転職サイトを使わない方法3つ

3つの方法のメリットとデメリットを順番に書いていきます
1、自分でネット検索する

自分でキーワードを入れて探すことになります。
- メリット:常勤、夜勤有りなど、よくある雇用形態の求人は手軽に探せる
- デメリット:検索しにくい、求人数は少なくなりがち
ためしに「看護師 求人 豊島区」と検索してみてください。求人がいくつか出てきますが、転職サイト関連のページばかりになってめちゃくちゃ探しにくいと思います。これが大きなデメリットです。また、このような検索結果になるため、求人の数を集めようと思ってもなかなかしにくいというのも短所です。
募集する側の立場を考えると、少数精鋭の求人はネットには出回らない

病院の採用担当者の気持ちを考えてみましょう。

WOC外来の看護師が辞めちゃうから、皮膚排泄ケアの認定看護師の資格持っている方が1人ほしいな
というふうに“一定以上のスキルを持つ少数精鋭の人材”が欲しい場合は転職サイトに求人を掲載することが多いです。逆に、

普通の常勤ナースの求人はホームページに掲示しておけば、来てくれそうだな。別に転職サイトに掲載する必要はないかな
ということなのです。
2、タウンワークやハローワークで探す

コンビニのフリーペーパーであるタウンワークや自治体のハローワークを使う方法です。
- メリット:手軽に検索ができ、ネット検索よりは求人が見やすい、転職したい地域の求人が探しやすい
- デメリット:好条件の案件は非常に少ない
手軽に検索ができることはネット検索と同じです。また、地域の求人情報を見つけるには強力なツールです。
好条件の案件は非常に少ない原因とは?

「日勤のみ」「17時で残業なしで退勤可能」といった好条件の求人はほぼありません。こういった求人は少数の求人枠に多数の応募が来てしまい、求人担当者が処理するのが困難になってしまいます。このような求人は非公開求人として、転職サイトに掲載することが多いです。
※非公開求人についての記事はこちら
→看護師の転職サイトの仕組み【なぜしつこい?】
3、友人や先輩の紹介

私の周りで聞く転職の成功例はこれが多いです。おそらく自分の性格やスキルを踏まえて紹介してくれるというところが大きいのだと思います。また、働きやすさや他職種との関係などの内部事情を教えてくれるのも◎
一方、友人や知人の立場からすると、内部事情をよく知らない場合は紹介しにくいです。なのでよく知っている職場しか紹介してくれないということになります。集まる求人数は5ヶ所以下になると思ったほうがいいでしょう。
好条件の求人を探すなら転職サイト一択

看護師の転職サイトはすべてエージェントの形をとっています。エージェントとはスキルのある人材を病院に紹介して報酬を得る企業のことです。
例えば、

看護師経験が3年以上あり、プリセプターやチームリーダーの経験がある

OP室経験があり、器械出しや術中の看護の経験はバッチリ

がん化学療法の認定看護師の資格を持っており、がん看護に詳しい
といった条件は、医療機関とマッチすれば自分のスキルを活かした転職ができます。このような転職には、事前に自分のスキルの洗い出しを行っておくなどのコツがあります。
※スキルを活かして転職することを考えている方はこちらの記事へ飛んでみてください。
→【看護師の転職】転職サイトの選び方・使い方を徹底解説
条件に合う求人がないときの作戦3つ

①求人が増える時期まで待つ、②看護師以外の就職先を探す、③転職サイトを使うという作戦がありますので、順に解説していきます。
1、求人が増える時期まで待つ

実は看護師求人が増える時期と減る時期があります。
求人が増える時期:6月、7月、12月、1月(ボーナスが出る月の前後)
求人が減る時期:4月
また、
- 看護師側:どうせならボーナスを貰ってから退職したい、旦那の転勤が決まりそうで決まらない、など
- 病院側:採用担当者が長期休みに入って面接日程がうまく組めない、異動者や新人の教育で病棟に余裕がない、など
といった事情もあるので、11月や1月の入職がおすすめです。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
→【看護師が語る】ボーナスが確実に貰える転職の時期
2、看護師以外の就職先を探す

結婚していて、パートで良いという方は看護師という職業にこだわらないほうがいいかもしれません。その場合は一般のバイトを探すサイトなどを活用してみてください。
本気で他職種に転職したいと考えている方はごめんなさい。
勉強中で責任ある記事がかけないので、情報はありません。
他の職種に転職を考えている方は、未経験業界への転職でネット検索したり、youtube見たり、書籍を漁ったりしてみてください。
ちなみに、
勉強した書籍で一番良かったのは、マイナビ転職 はじめての転職ガイド
転職系の動画で一番勉強になったのは、【転職】サラタメのホワイト転職
です。よろしければご活用ください。
転職サイトを使う

先程も述べましたが、看護師経験が3年以上あり、プリセプターやチームリーダーの経験があるかたはエージェントを使ったほうが自分のスキルにマッチした転職がしやすいです。
ですが、

- 担当者が自分の要望と合わない求人ばかりだったらどうしよう
- ワークライフバランスを考えた職場に入れるか不安
といった不安もあるかと思います。
こういったことはこちらの記事で解説していますので見てみてください。
→看護師の転職サイトの仕組み【なぜしつこい?】
→【看護師の転職】転職サイトの選び方・使い方を徹底解説
まとめ

- 転職サイトを使わない手段は、①自分でネット検索する、②タウンワークやハローワークで探す、③友人や先輩の紹介を受ける、の3つ
- 条件に合う求人がないときの作戦は、①求人が増える時期まで待つ、②看護師以外の就職先を探す、③転職サイトを使う、の3つ
- 看護師経験が3年以上あり、プリセプターやチームリーダーの経験があるかたは転職エージェントを使うことも検討すべき
この記事の内容は以上です。
皆様の看護師ライフがより良いものになるように願っています。
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